冬到来、不況も到来、そしてチャンスも到来!
すっかり寒くなり、冬到来である。
四季の移り変わりの中、冬が来るのは当たり前と思うが、ついでに「非常にお寒い不況」までがやってきた。今年の流行語大賞の中の候補にあがるのではないかと思えるほどの、大手企業の相次ぐ「下方修正の発表」は経済界に深刻な影響を及ぼしている。
我々の業界でも現象として顕著なのは、予定していた仕事が延期とか中止になる事態が相次いでいるということ。それでも、まだ忙しくさせてもらっている部分も、あるにはあるが、「予算がない」を理由に工賃の削減・・・更に、大手企業への派遣業務も、契約更新月に更新が為されず、そのまま「お引取り下さい」スタイルで以後の業務を打ち切られたりもしており、いわば、踏んだり蹴ったりの状況である。
銀行の貸し渋りも、この厳しさに追い討ちをかける。
それでも、私は案外落胆はしていないのだ。ここ2~3ヶ月の会社の財務状況を見、そして、今後の状況をシミュレーションしても、何ら、いい材料は見られないのだが、心理状態としては結構、この不況をどのように乗り切るか、どのように料理してやるか、それをむしろ楽しみにすらしているのだ。
禍福はあざなえる縄の如し・・・というが「吉」も「凶」もたえず裏表である。
又、チャンスとか幸運とか、いつも、どんな形で来るか分からない。必ずしも「チャンスです」「幸運でございます」という顔をしてやってくるとは限らない。
それらは長い目で見ないとわからないことが多い。今にして思えば「あれが、うちにとってのビッグチャンスになったなぁ」と社内の語り草になっていることも、その時は我が身の不運を嘆きたくなるほどの出来事に遭遇したとしか思えなかったものだ。
だから、今のこの逆境というものは、きっと大きなチャンスとして私のもとへやってきた幸運以外の何物でもないと考えている。
それよりも何よりも、好況の時には、我々のような小さな会社は「資金力」のある会社、「マンパワー豊富」な会社に、どうしても遅れを取り、食われてしまう。
こんな状況の時くらい、先陣切って、発展せずに、いつ発展できるのかと考えたりもしている。


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