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2008年9月

大相撲

今日から大相撲秋場所が始まる。外国人力士による大麻事件、3名の力士の解雇、理事長辞任、親方理事の降格等・・・不祥事が相次ぐ相撲界に「それでも秋場所を開催するのか!」の非難の声も出ていると聞く。

相撲界という特殊な世界が今、いろいろな不祥事を引き起こす原因を孕んでいるということが取り沙汰されている。

しかし、待てよ!?と思う。

相撲界のみならず、事故米を食用として流通に乗せるということ、ちょっと前は人の食べ残しを新たな客に出したという不祥事、国産と偽って、何処のものかも分からない安価で入手できる食材の販売・・・ばれなければ何でもあり、という体質が今の日本に充満していないか、と考える。

最近はM・S銀行がダミー会社に何億もの金を不正融資したというニュースがあった。それが回収不能になったというから、あきれて物も言えない。中小企業を切り盛りする当社としても、100万や200万の手形を割り引くことにすら難色を示され、毎月の資金繰りにも真面目に、我が身を削りながら戦っているというのに、一体全体、何処に金を回してるのか!?と怒鳴り散らしたい気持ちになる。

言っていけば愚痴になり、昔、ぼやき漫才というのもあったが、更に続けると会社として負担する社会保険料だって大変なものだ。そういう計算をしていくと、社員一人を雇用するのすら苦慮の対象となる。血の滲むような思いで、納入したお金だって、平気で使いこまれたり、何とかピアなどといったものの建設に使われ、果ては閑古鳥の鳴くような事態にされ、それでも懲りずに、そこに高給で天下りの人間を送り込む・・等等

今の日本は一体、どうなったのかと思う。

豊かになった日本が何かを忘れてる。極論すれば、人間であることを忘れてしまっているような気がする。

「自然に帰れ!」と叫んだのはフランスの思想家、ルソーだったか・・・「自然の中にこそ人間の真の姿がある」だったかな?

そんなことを考える私は少々、ひがみっぽくなっているのだろうか。

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覚悟に勝る決断なし パート②

最近、転職希望者と面接をすることが多い。

その中で当社が業務とする分野外からの転職希望者が目立つ。年齢的には30~35歳、今まで生きてきた道に疑問を抱き、自分の可能性にチャレンジするつもりで、新たな道に挑戦する。それはそれで立派なことだし、その意気込みは高く評価したい。

しかし、如何せん、素人なのである。その素人が一人前になりたいというからには相当な覚悟が必要である。毎日が今まで経験したことのない事柄の連続である。戸惑いもあるし、かなりの勉強も必要だ。

職務環境も一変する。早寝・早起きであるとか、徹夜であるとか、暑いとか寒いとか、未経験の分野での仕事に環境の変化は付き物である。

面接にきた者はそんな時、必ず言う。それも、きっぱりと言い切る。

「死にもの狂いでやります」「石にかじりついてでもやります」

しかし、最後の一点だけの覚悟が出来てない者が多い。

それは収入減である。

未経験者であるがゆえに会社としての生産性は望めない。むしろ、人の手を煩わせたり、足手まといになることも多い。教育・見習い期間も必要である。会社としては高給で遇することは到底出来ない。

子供が2人いるからいろいろ物入りで・・・とか尤もらしい理由で給与だけは従来のものを下げたくないという意識ありありである。

「その代わり死に物狂いで頑張りますから・・」と強く言う。どこが「その代わり・・だ?」と私は考えてしまう。収入を下げたくないのなら、今の仕事を捨てるべきではなかったのではないか?と言ってお引取り願いたいと私は常々思う。

かつて、未知のビジネスに挑戦する時、自分の夢を女房に語り、そして「3年間、俺を食わせてくれ!死に物狂いで頑張る!」と頭を下げ、そして今の地位を築いた人物を知っている。「3年と言ったけど、結局女房には5年、迷惑をかけてしまった」とその男は笑うが、男が覚悟するということは、そういうことではないかと思っている。

あわよくば、うまくいけば・・・そういう安易な考えの人間が多いように思う。

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